| 会社名 | 株式会社ワークソリューション(https://worksolution.co.jp/) |
| 所在地 | 〒399-0422 長野県上伊那郡辰野町平出2000-1 |
| 代表取締役 | 荻原 真二 |
| 設立 | 2006年10月 |
| 従業員数 | 92名(2023年8月現在) |
| 事業内容 |
・殺菌装置の製造・販売 ・各種検品、電子機器組立、製造委託 ・一般労働者派遣:厚生労働大臣許可(般)20-300119 |
- ワークソリューション様は長野県SDGs推進企業、しあわせファースト協同組合などを運営しており、地域に根差した活動をしています。
- 社内では長野県より、社員の子育て応援宣言企業として登録をされています。
- 事業の特徴としては、数多くの特許を取得している紫外線照射装置や照射ユニットがあります。特許の一部を紹介します。
- この特許技術はウィルスを不活化するもので、一般の空気清浄機とは異なります。空気清浄機はウィルスを吸着はしても不活化しません。つまり死滅しないのです。また、ウィルスはエアロゾルとして天井近くに長時間浮遊することがわかっています。床置きでは、効果はあまり期待できないことになります。
- コロナウィルスなどウィルスを不活化するには特定の波長の紫外線を一定時間照射する必要があり、その装置の開発、製造、販売を手掛けています。
- この技術を使って主に2つの製品が開発されています。一つは手袋除菌装置です。私も知らなかったのですが、ノロウィルス感染事例を調べると、手袋自体が感染しているため、調理したもの全てに感染する事例がありました。何故、ノロウィルスかというと一年を通して発生していることと、最も危険だからです。
- 手洗いをすれば大丈夫、アルコール消毒をすれば大丈夫と思っている方も多いと思いますが、ノロウィルスにアルコールは効きません。また、手洗いを十分にしたとしても実際は残っていることが多いです。石鹸などで10分以上手洗いをする人はいないでしょう。
- この手袋除菌装置はウィルスだけでなく、菌やカビ、花粉は勿論全ての除菌に効果があります。
- この手袋除菌装置、私も試しましたが、手袋をはめ、機械に両手を差し込めば数秒で完了します。
- 食品工場では多くの従業員が毎日8枚手袋を使用すると聞きました。廃棄量も凄い量かと思います。この装置を使えば劣化するまで何度も使用可能になりますので環境にも優しい。製品名はそのまま「不活性化くん」。いいですね。
- この手袋除菌装置ソルパットはHACCP認定を受けた製品です。 HACCPに基づく危害管理において、認証製品を使用していること自体がその対応策となるため、危害対策にかかる負担が軽減します。 特にHACCPの(原則1)手順6に効果的な装置で、危害要因のなかでも食中細菌・ウイルスは『食品』『医療』『介護』の分野に対して最も警戒すべき要因となっており、更なる衛生管理の向上には手袋除菌が必須となります。
- もう一つは空気清浄機です。
- 先ほどもふれましたが、ウィルスはエアロゾル感染です。よって天井に設置します。
- このソルパットという装置の性能は、一般財団法人北里環境科学センターによる浮遊菌(枯草菌芽胞)の抑制性能評価試験において、180分で98%の減少率を計測しています。
- 報告番号 北生発2020_0318号(2020年10月23日)
- このセンターはISO/IEC 17025:2017の認定を取得している認定試験所です。間違いないデータ検証といえます。
- 実際に、製造しているラインを拝見しました。品質管理体制も万全です。
- ソルパット水というものも開発され、食中毒の病原菌及びウィルス17種類全てに効果を発揮し、証明もなされています。
- 食中毒根絶、エアロゾルウィルス感染根絶を目指し企業といえます。
- 導入企業は、東京大学医科学研究所など研究所、医療機関をはじめ、食品工場、病院そして美容室、レストラン、ゴールドジムといったフィットネスジムまで幅広く導入されています。
- いろいろな話を聞かせていただきましたが、これまで導入された施設などではクラスター発生0というのは驚きでした。
- 写真は長野県箕輪工場です。製造現場はご紹介はできませんが、ガラス張りで超衛生的です。
- ワークソリューション様は多角化としてマテリアル事業に進出しています。背景として、製造会社として資材、部材の輸入をしています。ここで得た調達ノウハウを生かし、中国に関連会社を設立し、マテリアル事業を展開しています。
科学的根拠に基づき、衛生を支援する独創的会社、ワークソリューション様でした。
社長、ステーキ重、ごちそうさまでした!